発電所

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化石燃料発電

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太古の生物類が埋蔵されてできた燃料で、固体・液体・ガス状があります。

日本では最近は少ないあの黒煙を吐くSL(Steam Locomotive)蒸気機関車でおなじみの石炭が相当し、その燃焼熱でボイラーにより水を沸騰させて発生した高温・高圧の蒸気により蒸気タービンと発電機を回転させるもので原子力発電とその点は同様です。

日本でも電気売買の自由化により神戸の製鋼工場ではすでに大容量のものが稼動して自家発電設備として売電もしつつ注目をあびています。

日本での炭鉱の閉鎖により輸入に頼っているもので、石炭そのものは安価なのは魅力あるものですが、含有する硫黄(サルファー)や炭素ほかが燃焼して発生する排気ガスに大きく影響し、非常に有害な成分が含まれて煤塵の発生や酸性雨そして二酸化炭素の人体や自然環境の破壊に強くつながるもので、その発電所での排気ガス処理装置が高価な特殊なものが必要になってきます。

設備面ではその搬入装置・燃焼装置・灰出し装置などが液体や気体燃料に比べて非常に複雑になり、その保守管理にも多大のコストがっかります。

さらに燃焼後の灰の処分が大変面倒なもので、加工して軽量建築機材や土木資材などに使用されてはいます。

液体燃料としては重油が相当しボイラーの蒸気またはディーゼルエンジンにより発電機を駆動するもので、工場などでもその自家発電設備としてよく採用されています。

異質の天然ガス(LNG)を燃料とする場合は直接燃焼させるものとガスエンジンに使用して発電機を駆動するものがあり、石炭のような複雑な設備が不要で有害な排気ガスも少ない特徴がありますが、その貯蔵には大型のガスタンクを必要とするケースもあります。

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