発電所
Generate（発電する）といいますが、電気を発生する方法はいくつかあり、日本には10社の電力会社があって種々の方法で発電し合い連係送電網がしかれています。
電気は一つのエネルギーの形態ですので、何らかのほかからのエネルギーによって変換されてできるもので、一番の根本のエネルギー源としての大きい分類では原子力や火力・水力などがあります。
それらの多くは運動のエネルギーからで、まさに通常多く使う発電機は回転する運動エネルギーからのものです。
この原理としては、たとえば銅線などに電流を通すとその周囲に“磁界”が発生し、その中で別の金属を動かすとその金属に誘導電流が発生するというものです。
つまり発電機においては固定された界磁（電磁場＝フイールド）の内部にある電機子とよばれる部分を回転させることによりそれに発生した電流を取り出す構造になっています。
身近な例では自転車のタイヤで発電するのがまさに運動エネルギーからのものです。
エネルギーの別の形態の一つに位置エネルギーというものあり、地上より高いところある物体が持っているもので水力発電が相当します。
ほかの形態では、化学エネルギーがあってこれは通常の電池が相当します。
また光も一つのエネルギーですからこれをシリコンなどに当てると電流が発生するもので“太陽光電池”（ソーラーシステム）が相当します。
